旅雑記 Travel Diary



1991

■ 5月3・4・5日 大阪 TOUR!

短大を卒業して、他の子達は卒業旅行と称して海外に行ったりもしてたけれど2月末から仕事に行き出した私にとってこの2泊3日の旅が短大の卒業旅行でした。メンバーはサバビアン。(マイナスN。○○と○○へ○○していたせいで欠席)(笑)

働き始めて1ヶ月ちょっと。お金があるわけもなく行きあたりばったりの旅でした。とりあえず往復の近鉄特急の指定券だけ取って「るるぶ」片手に大阪へ。近鉄なんば駅に着いてまずしたことは、るるぶ片手に電話ボックスに入って泊まるところ探しでした。「きっとなんとかなるさ」という私たちのノンキな気持ちと裏腹にGWの真っ只中の大阪のホテルたちは超満員!結局何十件かけてやっとその日(3日)の分だけ見つけました・・。中之島イン、というところだったと思います。早速地下鉄に乗ってホテルにチェックインして足を伸ばした直後したこと。それは翌日(4日)のホテル探しでした。(-_-;)地下鉄のホームで見かけた安そうなホテルの電話番号をメモってきたのでそこに電話してみると、宿泊オッケー。これでほっとすることができました。

大阪に行って何をするかというと、大した目的もなかったんだけど、るるぶでチェックしておいた洋食屋さんに並んでオムライスを食べたり、うどん屋さんに行ったり、スニーカー屋さんでスニーカー買ったり・・・。大阪海遊館にも行こうということで4日に行ってみたんだけどやっぱりすごい人出で結局引き返してきました。収穫だったのは「西洋茶館」のフレンチトースト。すっごいおいしかった!あと「○か×」というレコード屋さんや、アメ村のウィークエンドマーケットで買ったフランス革命の記念Tシャツとか・・・。

最後には余分なお金がなくなって、それでも帰りの電車の時間までかなりあったのでアメ村の三角公園に座りこんでストリートミュージシャンなんかを見るともなく見てたなぁ・・・。

■ 8月16・17・18日 北陸TOUR!

メンバーはサバビアン。Oは旅行直前カニを食ってお腹をこわして(だっけな??)遅れて参加。

今回は車での初めての旅行!15日の夜に愛知を出て北陸に向かいました。この旅は私にとって初の高速道路体験!(そのころの自動車学校では高速教習がなかったので・・・) 「だいじょうぶかな・・」ってドキドキしていたんだけど、夜出発だったおかげでかなり空いていて走りやすかったです。今回、自分で洋楽のオムニバステープを編集して持って行ったんだけど、途中ツェッペリンのRock'n'Rollがかかるとついついアクセルを踏み込んでしまい、R&Rが回ってくると必ずスピードメーターの警告音が曲のフレーズのように鳴っていました。

そんなわけでスイスイと行けたのですが夜中3時過ぎ頃やっぱり疲れてしまい途中のパーキングエリアに車を停めてそのまま朝6時ぐらいまで仮眠。その後、6時頃また行動開始し始めて最初の目的地「厳門」(がんもん)に着いたのは朝8時前。人も少なくて涼しくて気持ちよかったなぁ・・・。初めての日本海の印象は水がキレイだなあということでした。それからなぎさドライブウェイを通って金沢市内を目指しました。この「なぎさドライブウェイ」というのは普通の砂浜が平らにならしてあってそこを自動車が通ることが出来るという所だったんですが、道路のすぐ左側に駐車場があって、逆の道路のすぐ右側では海水浴をしている人達、といった感じの不思議な空間でした。

金沢市内に入る直前、私は運転手だったんですが眠さ最高潮で意識を失いそうでフラフラしていて、横を見ると同乗のN&Kは沈没。「オイオイ、隣で寝るなよ〜。ナビやれよ〜」と思いながら何とか事故らずに金沢市内に入ることが出来、兼六園に向かいました。お盆休み真っ只中、兼六園に向かう車でかなり渋滞していて、なんとか近くの地下駐車場に車を停めた時にはグッタリ疲れてそのまま地下駐車場の悪い空気の中、爆睡しました。

仮眠でとりあえずパワーを充電すると兼六園へ。その時はちょうど入園料が無料でした。兼六園はやっぱり冬がいいみたいです。(^_^;)今回もいきあたりばったりの私たちはその日の宿をとっていなかったのでるるぶ片手に宿探し。なんとか駅前のビジネスホテルを取ることがやっと長い一日が終わりました。

翌日(17日)は東尋坊へ。さすがスゴイ所!観光客がいっぱいいるところから少し離れた方の道には「(自殺するのは)ちょっと待て」みたいな看板がいっぱいあってすぐ近くに電話ボックスが。さすが自殺の名所。(^_^;) その日は加賀温泉郷の山中温泉の旅館(なかなかいい所)を予約してあったので、宿を探す心配も無く、旅館へ向かう。そこにO登場。がお腹をこわしての後乗りだったのでその日の晩の豪華な夕食も少し残していた。ここで食べた食事が今迄行った旅の中でイチバンかも知れないな。夕食後は「やまなか納涼祭」みたいなのをやっていたので旅館の浴衣で街をぶらぶら歩いた。楽しかったなぁ。

さて最終日。・・・何をやったんだっけ。忘れちゃいました。(^_^;)みんな翌日から仕事だったせいもあって早目に帰ったような気がします。この旅ですっかり車での旅を気に入って、それからのわたしたちの旅は自動車で行く事が多くなりました。あと、もうひとつ学んだ事。「夜出発はヤメヨウ!」でした。

8月23・24日 大阪!

メンバーはサバビアン(いつもの面々)。このお出かけの目的は「ライブ」でした。しかも赤痢のVOCAL、みゆちゃんのBIRTHDAYライブ。何故だかはずみで行ってしまいました。(^_^;)

その日はファンダンゴでライブだったのでるるぶ片手に十三へ向かいました。(いつもお世話になってます。>「るるぶ」サン)
なんだかスゴイ街です。コアな感じ。初めて行ったファンダンゴも「いかにもライブハウス!」というキモチのいい空間でした。気分がよくてたくさん飲んじゃって、倍楽しかったです。(笑)

今回も例によっていきあたりばったりの私たちなので、ライブが終わってすぐに外の公衆電話でその日の宿探し。(笑) すぐ横のデンワでさっきまで観ていた「赤痢」のギタリストの人がデンワしてたなぁ。何とかビジネスホテルと取ることが出来一件落着。

翌日は土曜日だったと思うんだけど、私は午後から仕事があったので朝一人で家路につきました。(T_T)

■ 9月21・22・23日 高山!

メンバーはすぐ上の姉、姉の友人Tちゃんとその妹Aちゃんの4人。姉とTちゃんが高校の同級生で、私とAちゃんがバイト仲間というつながりでした。姉の結婚が決まっていて、そのまえにみんなでどっか行きたいね、って話からこの旅が決まりました。

行き先は私が短大2年のゼミ旅行で行きすっかり気に入ってしまった「飛騨高山」。何といっても好きなのが「古い街並み」。今回の宿はこの中の一件の旅館でした。あんまりいい所じゃなかったんだけど(宿泊費の高い所じゃなかったから当たり前)、夜、部屋の窓から古い街並みを見下ろすとなんともイイ雰囲気でした。

秋の観光シーズンで市の観光協会の催しか何かで「着物のレンタル」がありました。2時間ぐらいで3000円だっけな。私は普段なら着なさそうな紫の着物を借りました。シンプルな着物で我ながら「おお、これは似合うぞ!(笑)」って思いました。周りのみんなの感想は「う〜ん、姐御!」とのこと。着物姿4人で街を歩きまわりました。なかなか楽しかったです。他には高山陣屋や飛騨の郷へ行きました。

その時、一緒に行った姉は今や3人の子供の母となり、「行ってよかったなぁ・・・」とこの旅のことを懐かしく思い出すのでした。

■ 10月12日 東京!

ダムド再結成ライブを観に行った!・・・でも詳しいことは忘れちゃった。(爆)
川崎のクラブチッタまで行くのに新幹線を使わずに東海道本線を乗り継いでいった覚えはあるな・・・。お金はないけど、時間とパワーはあるぞ!って頃の話です。










※サバビアン
大学のサークルで組んだバンド。赤痢のコピーバンドでした。バンド名は赤痢の曲名から取っただけ。
メンバーはボーカルのN、ギターのO、ベースの私、ドラムスのK。活動期間は短大2年生の夏から翌年秋ぐらいまでの約一年。元々つるんでいた遊び仲間がバンド仲間になり、バンド活動休止後は再び遊び仲間に戻った、とさ。











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