Story Of ”THE BLUES BROTHERS”・・・(前作)
出所したてのJAKE BLUES(ジョン・ベルーシ)と弟ELWOOD BLUES(ダン・エイクロイド)「ブルース・ブラザーズ」が生まれ育った孤児院の存続のためにバンドを結成して税金$5000を稼ぐことを思いつく。かつてのバンドメンバーはそれぞれの生活をしていたがJAKE&ELWOODになかば強引に引っ張り込まれロードに出る。途中ネオナチに恨みを買ったり、JAKEの元妻に襲撃されたり、飛び入りでライブをやってビール代を踏み倒したりと、様々なトラブルを巻き起こしながらエージェントにブッキングしてもらったコンサート会場へと向かう。満員の観衆を前に最高の演奏を見せ、それを見ていたレコード会社からもらった契約金を手に郡の税務署へ向かって前代未聞のカーチェイスが展開される。


その日は姪っ子1号2号と一緒に出かけたんですが、BB2000は開始時間2:30、上映時間2時間。姪っ子たちの観るタイタニックは開始時間1:30、上映時間3時間、ということで映画館に1時過ぎに到着しました。姪っ子2人と上映ホールの前で別れ、とりあえずパンフレットとジュースだけ買ってBB2000の上映ホールの入り口の所へ行きました。中からもれてくる音も聞こえないように、MDウォークマンを取り出し、パンフレットも閉じたままで持ってきた雑誌を読み始めました。

そんなふうに時間を潰しやっと上映時間がやってきました。いよいよ!


映画館が暗くなってスクリーンの幕が上がり映写機がまわり始めました。予告編が終わって、UNIVERSALの画面が出て来て、真っ黒になったかと思ったら、そこに「For JOHN BELUSHI/CAB CALLOWAY/JOHN CANDY」と白抜きの文字が出たのを観た時、「あ〜、そうだぁ・・・。」と思わず目頭が熱くなってしまいました。ブルースブラザーズの続編がまさか出来ると思っていなかった理由のひとつはジョン・ベルーシが他界してしまったから、だった・・・。

今回のBLUES BROTHERS 2000(BB2000)は前作から18年後、「THE BLUES BROTHERS」同様、刑務所から始まる。前回と違うのは、出所するのがジェイクじゃなくエルウッド。そして迎えに来るブラザー(兄弟)がいないこと。「マイガール」「スニーカーズ」などで見るダン・エイクロイドすっかり太ってしまっていたので新作が出来ると聞いた時「え〜!?」と思ったがすっかりダイエットしてカッコよくなっていたので感動。(笑)
一晩刑務所の外に立ち尽くした後、刑務所長(Frank Oz)にジェイクの死を知らされる。なんとその所長が前作では預かり所の保管係だったのがちゃんと出世して再出演。凝ってるなあ〜。
そこに真っ赤なスポーツカーでキレイなおねーちゃんが迎えに来る。BBバンドのドラマー、ウィリーに頼まれた、とのこと。そしてエルウッドが向かうのは中古車販売店。そうです、ブルースモービルを確保しに行くのです。前回も警察から払い下げられたブルースモービルが大活躍していて、映画の中ですごく重要なポジションを占めていました。そこの中古車屋さんがなんとBBキング。本職の役者泣かせのいい雰囲気を醸し出していました。
次にエルウッドが訪ねたのはなんと「ペンギン」ことシスター・メアリー!!しかも18年の歳月の間に「マザー・メアリー」になっていて「教会にも昇進があるのか?」と聞かれていたりして。このマザー・メアリーも前作と同じ女優さんがやっていて嬉しかった!!おばあさんは何年経ってもおばあさんですね。(笑)元気そうでなによりです・・・。ここで孤児院の主、カーチス(Cab Calloway)の死も知らされて身内が一人もいなくなったと落ち込むエルウッドだが、カーチスに子供がいた事を教えられ元気を取り戻す。そして今回の新しい相棒の一人バスター少年(J.Evan Bonifant)と出会うんだけど、その時汚い言葉を使いまくってしまいシスター・メアリーのお仕置き棒を頂いちゃう(なぐられる)ところに大受け。

バスターを押し付けられちゃったエルウッドはカーチスの息子探しに走るんだけど、バスターが一筋縄じゃいかないキャラでかわいい。でもまだこの辺じゃ普通のオトコのコ。そしてエルウッドがいうところの「義兄弟」ケイベル(Joe Morton)に会いに行くんだけどエルウッドの論理で動いてて笑えた。シスターメアリーには「カーチスの事はナイショに」って言われた事なんてすっかりどこかへ飛んじゃってるんだもん。ちなみにこのケイベルという役名、スペルはCABELで愛称で書く時「Cab」になるんだけどキャブキャロウェイからきてるのかなあなんて思ったりもした。

そして頼もしき相棒バスターのおかげでブルースモービル代、$500をゲット(!?)し買いに行くんだけど、BBキングは店をたたんでニューオリンズへ新しい仕事をしに行くという。これがまさか後に関係あるなんて思ってなかったよ。エルウッドはちゃんとBBキングに敬意を払って話している様子が出ていて「おおっ!刑務所で更正したなぁ」と思わせる。そのすぐあとにもそう感じさせるところがあって、ゲットしたブルースモービルにバスターと乗っている時ちゃんと赤信号で止まるところ。(笑)
BBバンドのドラマー、ウィリーの店を訪ねる途中交差点を曲がるところがなんと「レイのミュージックショップ」の場所。前作で強烈な印象と感動を与えてくれたレイチャールズの出演がないのはザンネンだけど、その片鱗だけでもこうやって出てくることがすごく嬉しい。

前作ではウルフルズの「まかせなさい」のTV出演時みたいな透明なサンバイザーをかぶっていたウィリーだけど、今回はイスラムの人がかぶるような帽子をかぶっていて「あれ、こんな人だったっけな??」って思った。ということでウィリーのストリップ小屋に行くんだけどここでやっと待望のエルウッドの歌が聴くことができる!やっぱりカッコいい。前作ではジェイク(Jonh Belushi)の歌声がメインになっていた気がするけど、エルウッドの歌声も超一流。今回ダンエイクロイドの株、私の中で急上昇です。
そこに今回の敵、ロシア・マフィアが現れたおかげで(!?)、ウィリーの店のバーテンダーのマイティー・マック(John Goodman)が仲間に加わる事に。ジョングッドマンを初めて観たのは「バートン・フィンク」だったかなあ・・・。「ステラ」でもいい役だったし、「フリントストーン」ではまさにハマリ役だった!今回芸達者なところを再確認しました。

BBのお約束に「カーチェイス」があります。今回ウィリーの店に着いた時に「おおっ!!」と思わされます。そして「警察以外のしつこい追手・敵」というのもあるけど前作では「グッドオールドボーイズ」「ネオナチ」だったんだけど、今回は

(※ココまで書いたところで力尽きてやりっぱなしでアップしないままになってました・・・。それも悲しいのでコッソリリンクしときます。99.01.05)