松本ハウスのトーク兄弟
Vol.13

《出演》松本キック、ハウス加賀谷
1998年8月12日(水) 下北沢「劇」小劇場


A姉妹(仮)のお誘いを受けて「松本ハウス」のトークライブに行ってきました。
今回の会場もだけど、会場のある下北沢は初!ウレシイな。アコガレの街、ロッカーの街。(^−^)新幹線に乗って東京駅に着いたのが午後2時頃。チケットが一枚余っていたので当日券ねらいで並んでいる人に買ってもらおうと、とりあえず下北沢へGO!会場前に行ってみると誰もいない・・・。整理券を配り終わったあとでした・・・。しょうがないので出直すことにして、一旦渋谷へ。ミッシェルのでっかい看板がカッコいい〜。遅い昼ご飯を食べて、まだ時間があったのでHMVとTOWER RECORDSへ行って、その後下北へ戻った。この時スライダースのハリーらしき人を発見。さすが下北。(ホントにか!?)会場前に行くと、チラホラ人が。一人で下を向いて座っている子に目をつけてトコトコ近づいて「あの〜。松本ハウスに来たんですか?チケット持ってます?あ、マジですか!一枚余ってるんですけど、買ってくれないですか!?よかったぁ〜!」ということで無事チケットの行き場も見つかり、時間までお茶することに。はずみでケーキまで注文してしまい、結局半分しか食べられなかった・・・。しかものケーキのせいでそのあとしばらく満腹感に苦しめられました・・・。
30分前に会場前に行くと、かなりの人が集まっていました。お知り合いの方々に会ったりしていると開場時間が近くなってきたので整理番号順に並びました。一枚だけ番号が遅かった(76番)ので私がそっちをもらい、姉妹には先に入ってワタシの場所も確保してもらうことに。私のならんだ前の子達も今回ハジメテということで、いろんな話をして盛り上がった。さて、開場です。
姉妹に場所を取っておいてもらい、真ん中あたりの席に座った。松本ハウスのマネージャーがステージの上にいて「奥から詰めてくださ〜い!そこ、空いてるんですか〜??」と場を仕切る。若手の人達はチケットもぎりをやったり、手荷物を預かったり、桟敷席の人達に靴を入れるビニール袋を渡したりしていた。一人一個ない座席って初めて・・・。始まる直前あたりになると、マネージャーの声がひときわ大きく(気のせいかかなり嬉しそうに!?)なり、ハイ!みなさん!!この時間がやってまいりましたよ〜。みんな奥にちょっとずつ詰めて下さい!ヨイショ〜!」と、席を詰めさせられた。途中、マネージャーに目を付けられてしまい、「ハイ、そこ!そうそう、あなたですよ!ハイ、ヨイショ〜!!」としつこく声をかけられてしまった・・。開演の7時をちょっと過ぎた辺りで無事に当日券の人も全員入って、すぐに照明が落とされた。いよいよはじまり〜。


いつもの衣装でハウス加賀谷、松本キック(以後、潤くん、キックさんと表記させていただきます)の二人が登場。まずは雑談のようなカンジで始まった。潤くんが「最近キックさん、どこいっても必ず聞かれますよね。僕見ててかわいそうなくらい。」と、キックさんの金髪の話から始まった。キックさん「そうそう。中田選手のマネですか?とかね・・・。」あとはジッタリンジンの破矢ジンタとも言われるとか。(ふっる〜)でも、潤くんが「もう一人、似てる人がいるんですよ!誰だっけな〜、って思ってたら・・・ブラッド・ピット!(笑)」だそうです。ひげがなけりゃ言う事ないのにな〜。(私の個人的趣味による感想でした)
そして、キックさん「最近遊んでる?」って話から、潤くん「この間歌舞伎町に飲みに行ったんですけど、終電なくなってタクシー乗り場並んでた時に、占いのオバサン、まるでスターウォーズの???みたいな・・。(姿は浮かぶんだけど。ヨーダ?ダースベイダー?)」と、手相や、姓名判断をしてもらった話をし始めた。潤くん「(名前を占ってもらったら)僕、犯罪者になるって言われましたよ!」キックさん「それ見かけで言ってるだけじゃないのか〜!?(笑)」だって。潤くん「あと5000円出せばいい方法を教えてやるって言われて。1ヶ月間毎日この4人の名前を書くと運気が上がるそうで・・。でその4人ってのが、石井光三と、泉千代重(泉重千代ちゃうん!?>新宿の占い師)とあと加藤と中間だって!」、キックさん「それビーバップハイスクールじゃんかよぉ!!(笑)」。
そして話が変わって、大阪のゲーセンでふたりでオーラ占いをした話に。「二人でなんか相性占いとかやったよな」「手とかつないじゃって。(笑)」「そんで修学旅行生に囲まれてな〜。」。二人の相性は30%だったそうで、「あとの70%は嘘で固められたコンビなんで。」とのこと。その日の二人の会話のはずみ具合から言ってそれはないでしょ、という感じでした。
キックさんは何かの占いで「上司に殺したいと思っている人がいる」と出たそうで、みんな「総裁」の顔が浮かんでいたと思うんだけど、「非力な人はね〜。(^_^;) 総裁とか、為谷さんとか・・・。(きっと殺したいと思っている上司というのは)多分寺田(体育の日)さんでしょう。」だって。(会場大爆笑) キックさん「あの、伝家の宝刀、オヤジギャグが!!(爆) あの人のせいでオヤジギャグアレルギーになってるような気が・・・。」と。そして各地の営業の時、よくいるイベンターやテレビ屋さんといわれるオヤジたちのしょうもないダジャレ話に。「キックちゃ〜ん」って話し掛けるオヤジ。何だか目に浮かぶなぁ。「俺がネタ書いてやろうかぁ〜?」だって。(^_^;)
その寺田さんのオヤジギャグネタの時、キックさんが手をピストルの形にしたのを見て「うわぁ〜。すらっとしてキレイな指だなぁ・・・。」ってちょっとミーハーな感想を抱いたりもしました。(笑)
とりあえずオープニングのフリートークが終わって「今日のお題」という題目が出て来て、紙をめくるとそこには「犯罪歴」の文字が。二人の過去の犯罪歴について話し出したんですが、潤くん大爆走。(笑) 「頭の中が波打っていた頃(爆)」の話とか、凄すぎて会場引き気味。(^_^;)とりあえず「ミラパルコ・1分」は私の頭の中にしっかり刻み込まれました。キックさんも「オイオイ、会場引いてるよ〜」といいつつ饒舌な潤くんをみてこころなしか嬉しそうでした。キックさんの犯罪歴(!?)は京都で車を運転していて、人をはねてしまったというものでした。「しかも老人、片腕が取れちゃって・・・」という言葉に会場中「え〜・・・。(ーー;)」という空気が流れましたが実は被害者は有名なアメリカ・ケンタッキー州出身のおじいさん、そう、カーネルサンダースだったのでした。(笑)
次はスライドトークのコーナーになりました。潤くんの仕切りで、その日の話題は知的生き方文庫刊の「女心をつかむ101のマニュアル」という本についてでした。「んな、バカな!!」という内容を潤くんが紹介していきそれにキックさんが「それチガウだろ〜〜〜〜!」と突っ込んでいくという流れでした。
結構長かったので全部は紹介できませんが、印象に残った会話を少しあげると、(どちらが言ったか忘れたけど)「『小さい自分で一生終わるな』、これ、総裁に言ってあげたいですねえ」とか、キックさん「『アッシーくんと思わせる』って、お前免許すら持ってないのに無理だろ!」と突っ込むと、潤くん「いやこうバシっと(キックさんのお腹のあたりを殴る真似をして、肩に抱き上げ舞台そでに運んでいく)(笑)」・・・、確かにアッシーくんだ。しかも、人力。「『ホテルへ行こう』ではなくて『ホテルに行こうと思いますがよろしいですか?』と聞けば、『はい、いいですよ』となるはずです、ってこれコンタキンテの独り芝居みたいじゃないか〜〜!」と、キックさん。あと、「男性が失敗した時の汗は、フェロモンを出すのです」という文章で、キックさん「今日お前、フェロモン出しまくりだな〜」と潤くんに言って、以来会場が引くと、「またフェロモンだして〜。」と突っ込んでいました。女性との出会いからデートまで長々とマニュアルを紹介していったので結構長かったんですが終わりの方でキックさんが「もう、こいつ(著者)の文章、ウンザリしてきたよ〜」と言ったところで 「うんうん」と大きくうなずいてしまいました。(^_^;)
スライドコーナーも終わり、エンディング。TOKYO−FMで始まったラジオ番組の宣伝(『聴くな!』って言ってましたケド)なんかをしてトークライブは幕を閉じたのでした。楽しかったけど、狭くて暑かった〜〜。


いつもはスライドコーナーなどキックさんの仕切りで結構サクサク進行していくそうなんですが、その日は潤くんの仕切りで、しかもいつもより調子がよくて饒舌だったらしく終わった時間がいつもより20分ぐらい遅かったそうで、帰りの新幹線の時間に間に合うかどうかという状態で、終わった途端、みんなを押しのけ(ご迷惑をかけました>周りの方々)、アンケートを書く時間もなく、会場を飛びだし、下北の街を駆け抜け、新宿駅を疾走し、東京駅を大爆走して、なんとか帰りの新幹線にすべりこみセーフでした。あんなに走ったの久々・・・。(ーー;)
座席はいっぱいで座れなかったのでデッキのところに座り込み、ちゃっかり買ったビールを飲み干しつつ、いろいろ話しながら帰って来たのでした。楽しかったです。(^−^)

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