A・A・P TOUR−Let’s Go’97−
(1997/6/28)
宜野湾市海浜公園野外劇場(沖縄)


■沖縄までの遠い道のり・・・。
■入場までの遠い道のり・・・。
■開演までのちょっとの道のり・・・。
■始まった!!
■アンコール!!

97年3月末から始まったウルフルズのツアーもこの日が最終日!!4月に静岡に行った時にもらったチラシの中に「ウルフルズ沖縄コンサート観戦ツアー」(こんな名前じゃなかったと思うが)というのを見つけたワタシたちは、お金の心配をするより前にさっさと申込みを済ませてしまった・・・。日程は6月27日(金)から29日(日)の2泊3日。3泊4日のコースもあったが、さすがにそうそう仕事を休むわけにもいかず今回は2泊3日の沖縄の旅となった。

が、あいにく97年は台風の当たり年。夏のイベントなどもことごとく台風に邪魔されたがその第1弾がこの沖縄行きだった・・・。出発当日、沖縄に台風が上陸していてTVのニュースを観ると「那覇空港閉鎖」となっている。飛行機が飛ぶかわからない状態で、ツアーデスクの方に問い合わせても「まだわからない」という・・・。とりあえず空港バスをキャンセルして車で名古屋空港へ向かう。(ダメだったときそのままどこかへ行くつもりだった)すると、私たちの乗る便はなんとかオッケー!ツアーデスクに問いあわせると「決行」とのことで一安心。

飛行機に乗ってからも那覇空港への着陸時間調整のためかなかなか離陸しない。「場合によってはこのまま名古屋空港へ戻ってくる場合もあります」というアナウンスも入って、乗っている間中ドキドキしていた。

が、何とか、嵐の那覇空港に到着。\(^o^)/大型タクシーで名古屋組(私たちを含めて6人)で移動。タクシーの運ちゃんから「メンバーは明日来るみたいだよ」と情報を得る。(実はコレ全然デマだった・・。)

ホテル到着後、翌日のライブのチケットをもらう。S・A・B・Cブロックに分かれているそうで、ツアーに申し込んだのがしめきり直前だった私たちはAブロックだった。席は自由という事で翌日少し早目に行く事に。


コンサート当日、「やっぱり沖縄まで来たからには泳がねば!!」ということで、今回の会場宜野湾海浜公園内のトロピカルビーチへ午前中にタクシーで向かいました。公園入り口で降りてトコトコ歩いていくとウルフルトラックが。前で写真を撮っていると見張りのお兄ちゃんに怒られた・・・。

海は台風の余波でめちゃめちゃ波が高いうえ、「ハブクラゲ」(・・・スゴイ名前!!)防止ネットを張り直すため、あまり海には入っていられなかった・・・。日差しがめちゃ強かった。ジリジリと肌を焼いていくのを実感した。

2時ごろには海から上がり、野外劇場の方へ行くと、これがスゴイ列!!開場は5時半だというのに・・・。列を見ただけでグッタリしながら最後尾に並び、座り込んでいると、リハの音が聞こえてきました。それを聴いているとラインナップが大体判ってしまいました。ツアー後半(私が観たので言えば名古屋)のメニューとほとんど同じでした。

でも、「それが答えだ」の後ノりバージョンは貴重だったな・・・。サンコンの遊び??トータスは歌いにくそうでした。でものんびりした沖縄の雰囲気にすごく合っていました。


長かった待ち時間がやっと(本当にやっと!!)終わり開場。急いで入りましたが、中央(トータス前)あたりはかなり埋まっていたので、ケーヤン側に行くことに。Aブロック内では3列目ぐらいになれました。Sブロックは半円型のちっさい平らなスペースに立ち見という状況だったので、ちゃんと階段状になっているAブロックの方がかえって見やすくてよかったなって思いました。

南国オキナワ、感じたことは男性率かなり高し!ということ。みんな陽気そうなカンジ。開演前の注意が琉球弁で流れると開場の熱気はどんどん上がっていき、SEの曲で盛り上がってみんな立ち上がって踊り出していました。いいぞ〜!なんだか楽しいぞ〜!!


ステージにスモークが流れだし、いよいよ!!「AAPのテーマ」からスタート!!ジョンBは日に焼けてなんだか普段とちょっと違うぞ〜。ケーヤンの衣装は何と星条旗柄!!(この日が初だったそうです。もうおなじみですね)続いて「彼女はブルー」のイントロが始まりトータスの「OK!オキナワ〜!」掛け声が。「Give meチャンスをくれよ」「早いとこ去れ」と立て続けに3曲やったあとトータスのMC。「みんな好きなように楽しんでくれ!オキナワ独自の踊りでいいから。いや、踊ってなくても、服脱いでもええし(笑)もう今日でツアーファイナル!!もう最後なんや!みんないっしょにツアー最後を楽しんでくれ〜!!」

そのあとコール&レスポンスで「借金大王」へ。まだオキナワには浸透してなかったみたいです。最初はレスポンスがかなりさみしかったです。が、そこはオキナワパワー!!その後はでっかいレスポンスがかえってきていました。C・B・Aブロックと来てトータスさん、Sブロック忘れてました。ハハハ。(-_-;)ケーヤンが横から「S、S」ってトータスに教えてあげてました。

インスト(グラサンかけてギター弾く奴)〜「Let’s Go Monday」へ。その時トータスは、かけていたグラサンを客席へ放り投げました・・。それを見て「ああ、もう要らないんだなぁ・・・」ってそんな所でツアーファイナルを感じてしまいました。

その後のMCでは、沖縄の話をしていました。トータスは沖縄にめちゃ浸りきっている様子で、ほめまくっていました。ケーヤンだけは2度目だそうです。メンバーは4日前から沖縄入りしていてビーチに行ったり、国際通りに遊びに行ったりしたそうです。(タクシーの運ちゃんウソつき!)

「反省なんかしない」「おやすみ東京」「バンザイ」そして「ワンダフルワールド」とゆったりした曲コーナー。

トータスは沖縄に来た日に、国際通りの店と、帰りの車の2度、サムクックの「Wonderful World」を耳にし、感動したそうです。あげくに、その日の晩ホテルの部屋でドラマのCMで自分の「WW」を聴き一瞬自分の声に気づかず「ええな〜」って思い「トリプルワンダフルワールド」な沖縄初日だったそうです。

ケーヤンはみんなでトロピカルビーチ(私たちが行ったのと同じ所!!・・(T_T)・・)に行く時に車の中でFENから流れてきたBorn To Be Wildに「オキナワってええな〜」と思い「今日はワイルドで行こう!!」とその時かけていたサングラスを頭の上にシュッと乗せたんだって。

ジョンBは、別のビーチ(波の上ビーチ。夜のお姉さんたちが集まる所らしい:はなたかより)に行った時、こわそうなおじさんに「兄ちゃん、公務員か?」って話し掛けられ、ジョンBは「まあ、それに近いようなモンです」だって。どこが近いんだ〜??さらに、おじさん「兄ちゃん、やせてんな〜。トビウオみたいやな〜」(笑)そのセリフにトータスさん、大受けで「そういやオマエ、トビウオみたいやな。トビウオになっちゃんちゃうか!?」って突っ込んで、ジョンBはその場で小さくピョンって跳ねてました。(^o^)

サンコンは同じく波の上ビーチでジンベイザメが釣り上げられるシーンに遭遇。トータス「ジンベイザメって言ったら大阪海遊館の宝やないか!」ジョンB「何で持って帰ってこーへんかってん」と言われ「持って帰って来れるかい!」って答えてました。沖縄ではでっかいゴキブリがいるそうで、ジョンBはマジで嫌がっていて「これが終わったらすぐ帰りますわ」とビビっていました。そのあとひとしきりオキナワ料理話(ゴーヤチャンプリー・ソーキそばなどなど)に花が咲きました。

「年齢不詳の妙な女」〜トータスの衣装がえと続き「今夜どう?(ここまではOK)」トータスのキレイな背中にオキナワのみんなもメロメロ。(はなたか友人によると、日焼けのあとがついてたそうです
「トコトンで行こう」「ハートに突きさされ」「ガッツだぜ」そして「それが答えだ!」へ・・・。
「長かったツアーもこの曲で最後だと思うと、ウレシイような、悲しいような、そんな気持ちでいっぱいで・・。」というトータスの言葉に涙・・・。さらに「答えなんか探すな!毎日ただひたすらに全力でがんばっとったらええんじゃ!!」という言葉にはジーンときて「ああ、沖縄に来てホントにヨカッタ・・・。(T_T)」と心の底から思いました。


アンコールは「大阪ストラット」「すっとばす」トータスは沖縄にひたりまくっていた様子で何度も「ええとこや・・・沖縄」って言っていました。サンコンは次回は「ガーラ」(こんな表記かな??大きい魚らしいです)を釣るぞって意気込んでいました。「釣れたらここに持ってくるぞ!」と言って「アホそんなん持ってくるな」ってトータスに突っ込まれていました。みんなとにかく沖縄ほめまくりで最後にジョンBが「いや、でも沖縄調子に乗っとったらアカンよ(笑)」と毒舌していました。

いよいよ、本当のラスト「いい女」!!ここでトータスが「みんなにひとつだけお願いがある。どうしてもやりたいことがあるんや。照明、PA、その他スタッフのみんな、ステージに集合〜〜〜〜!!」って言って、ラストはスタッフも含む全員による大合唱で、自分もその中に参加できたことに再び涙したのでした。

ホントの最後はトータス一人ステージに残り、マイクを通さないコール&レスポンス。
「俺たちは〜」「ウルフルズ〜」「君たちは〜」「お客〜」「合い言葉は〜」「AAP!」「カモン!!」「AAP」・・・「サ〜ンキュー!!」と去っていきました・・・。